第95章

朝5時にも満たないうちから、魔法科と戦士科の新入生は校庭へ呼び出され、整列させられた。戦士科は日頃から訓練があるせいか、この時間でもさほど気にしていない様子だ。反対に魔法科は、こんな早起きに慣れていない者が多い。集合してきた顔はどれも寝不足そのもので、あちこちからぶつぶつと不満が漏れていた。

カリーナは手で口元を押さえながらふわぁ、とあくびをひとつ。隣で妙にしゃんとしているアリシアを見て、首をかしげる。

「ねえアリシア。昨日、実験室のほうで遅くまでやってたんじゃなかった? なんでそんな元気なの?」

カリーナは知っている。アリシアは門限ぎりぎりまで寮に戻らないし、戻ってからもすぐ寝るタイ...

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